試験学習法徹底比較

試験勉強の重要なポイントは出来るだけ早く試験に合格すること。不合格を続けることでモチベーションは低下し、当初抱いていた意欲が失われてしまうためです。そこで重要となるのが効率的かつ効果的な学習法の選択です。

試験勉強のための学習法は、テキスト選びをはじめ全てを自らが行う独学と、資格学校の講座を受講する通学、そして、通信講座を利用する通信の3つ。これら3つから自分に適した学習法を選択するわけですが、検討する要素は「費用」、「時間拘束」、「教材」、「サポート体制」、「モチベーション維持」の5つとなります。これら5つの要素から各学習法を比較してみましょう。なお、比較しやすいよう、各要素を★(1点)~★★★★★(5点)で採点してみました。

《学習方法5大要素比較》

POINT1:費用
最も費用がかからない学習法が、テキストと演習問題を合わせても数千円程度で済む独学です。一方、もっとも高額なのが通学です。例えば大手資格学校の初学者向けの行政書士試験講座では15万円程度。また、週1回程度の通学が必須であるため、毎回往復の交通費が必要となります。なお、通信講座の受講料は資格学校の半額~1/3程度とリーズナブルな価格設定が多いようです。

独学

 : 

★★★★★(5点)

通学

 : 

★(1点)

通信

 : 

★★★(3点)

POINT2:時間拘束
費用と共に時間拘束が無いことも独学の大きな利点。自分の好きな時間に自分のペースで学習することが可能です。そして、時間拘束的にも大きなデメリットとなるのが、毎週決まった時間に教室へ通わなければならない通学です。毎回定時に始まる講座への出席は、退社時間が日々決まっていない民間企業のサラリーマンにとっては大きな負担です。また、通信講座も独学同様に時間拘束が無いことが社会人にとっては、大きなメリットとなります。

独学

 : 

★★★★★(5点)

通学

 : 

★(1点)

通信

 : 

★★★★★(5点)

POINT3:教材
独学の場合、テキストや演習問題といった教材選びから自ら行わなければなりません。しかし、無数にある教材の中から自分のレベルに合った適切な教材を選び出すことは難しいと言わざるを得ません。通学は、講師が解説する講義が前提となった教材のため、テキストは試験範囲すべてを網羅し内容も文字が羅列された見にくく理解しづらいものが多いという印象です。対して通信は、個人で進める学習スタイルを前提に、カラーや図解を多用したわかりやすく構成・編集されたテキストが多いように感じます。

独学

 : 

★★(2点)

通学

 : 

★★★(3点)

通信

 : 

★★★★★(5点)

POINT4:サポート体制
独学はテキスト選びから学習スケジュールの立案、そして疑問点や不明点も独自に解消する必要があります。こうした閉塞感や孤独感が独学のもっとも大きなデメリットかもしれません。一方、より手厚いサポートを受けられるのが通学です。疑問点もその場で講師へ質問でき、また、様々な模試や対策講座も豊富なため、充実した学習環境に身を置くことが可能です。さて、一見すると独学同様にサポートを受けられないように思える通信ですが、大半の講座が無料で質問に対応する体制を確立しています。また、革新的な講座ではガイド本にて効果的な学習スケジュールの提案や、やる気を向上する技術を紹介するなど、挫折を防止する様々なノウハウを受講生に提供するなど、充実のサポート体制を敷いているところも見受けられます。

独学

 : 

(0点)

通学

 : 

★★★★★(5点)

通信

 : 

★★★★(4点)

POINT5:モチベーションの維持
残念ながらモチベーションの維持に関しても、独学は自らの意志次第です。また、メリットである低額な費用と自由な学習スタイルも、結果としてモチベーションの低下を招く原因ともなり得ます。強固な意志で望まない限り、独学はもっとも挫折の危険性が高い学習法といえるでしょう。一方、志を同じくする他の受講生がライバル的な存在となる通学は、もっともモチベーションを高く維持しながら学習できる環境です。また、10万円以上はする受講料の存在も、挫折を踏みとどまる要因として強く機能するといえるでしょう。通信の場合は、上記サポート体制でも述べたように、挫折を防止しモチベーションを維持するノウハウを提供するガイド本の存在はあるものの、やはり形態としては独学です。高いモチベーションで学習を継続するためには、ガイド本により提供されるノウハウを活用するなど、努力する必要があるでしょう。

独学

 : 

(0点)

通学

 : 

★★★★★(5点)

通信

 : 

★★★(3点)

独学、通学、通信の3つの学習法を費用や時間拘束など5つの要素で検討・採点した結果、下記のような結果となりました。

《学習法得点ランキング》

1位

 : 

通信講座 ? 20点

2位

 : 

資格学校 ? 15点

3位

 : 

独  学 ? 12点

上記得点と順位はあくまで私見ながら、転職を目的とした資格取得を検討する中心層は、20代~30代の民間企業に勤務するサラリーマンがその大半と思われます。そう考えた場合、現実的な費用と通学の必要がない自由な学習スタイル。さらには、わかりやすい教材に挫折を防止するサポート体制が充実する通信講座は、実に魅力的な学習方法といえるのではないでしょうか。

しかしながら、通信講座といっても様々です。なかには、価格は安いものの教材やカリキュラムもその程度の講座など、価格や知名度だけを検討材料に選んでしまうと、後悔してしまう場合も少なくないようです。そこで、次ページでは〝選ぶべき通信講座〟その選び方を紹介したいと思います。

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