転職に効く! 注目資格5選

医師や弁護士といった非現実的な資格ではなく、一般サラリーマンでも努力次第で取得が可能で、かつ転職に有利に機能するであろう業務独占資格をはじめとするお勧め資格を紹介します。キャリア替えはもちろん、すでにその業界に所属するキャリアップ転職を望む方も、是非、参考にして下さい。

《注目の資格BEST5》

1位:宅地建物取引主任者(宅建)/業務独占資格(国家資格)
<業務概要>
不動産の売買や賃貸契約が成立した際、顧客に対して行う「重要事項の説明」を、法律で許された独占業務資格。不動産仲介業者は業務に従事する者5名に対し1名の割合で宅建取得者を配置しなければならず、不動産仲介業を営む方や不動産業界入りを目指す方にとっては無くてはならない必須の資格。
<転職有利度>
不動産仲介業者にとっては必要不可欠な資格であり人材であるため、宅建が高い確率で転職に機能する。また、資格取得者には多くの企業で数千円から数万円の資格手当が毎月支給されるなど、報酬にも直結する資格である。
<難易度>
受験資格はなく全問択一式による出題のためか「宅建は簡単」という風潮があるが、過去5年間の平均合格率は17%強と決して簡単に取得できる資格ではない。なお、合格レベルまでには300~500時間の学習が必要とされる。

2位:社会保険労務士(社労士)/業務独占資格(国家資格)
<業務概要>
企業からの依頼により、労務・社会保険関連の申請書類の作成及び手続きの代行、帳簿などの作成。そして、人事・労務関連のコンサルタント業務を行う。なお、コンサルタント以外が社労士の独占業務となる。
<転職有利度>
契約や派遣社員に対する雇用問題が多発し、多くの企業が雇用制度の見直しを図る今、もっとも人事や総務部でニーズのある資格とされているため、資格取得が転職を有利に機能することは間違いないとされている。
<難易度>
人権問題にも関連する業務ゆえ試験の出題も広範囲に渡るため、過去5年の平均合格率は9%弱と比較的難易度も高い。また、合格レベルまでには800~1000時間もの学習が必要とされ、効率的な学習が必要な難関試験。

3位:FP(ファイナンシャルプランナー)/国家&民間資格
<業務概要>
顧客が希望する「ライフプラン」の実現に向け、顧客の財産や負債といったファイナンシャル全般の効果的な運用をプランニングし、提案・サポートする資産運用のスペシャリスト。
<転職有利度>
業務独占資格ではないが、顧客の財政を取り扱う信頼第一の仕事であるため、その証となるFP資格は必要不可欠。また、保険や金融、住宅業界ではもはや必須の資格であるため、それら業界への転職には効果的となる。
<難易度>
国家資格である2級FP技能士は学科と実技の受験が必要。過去5年の合格率は、学科、実技共に33%強と3人に1人が合格している。また、受験資格もなく個別合格も可能で、年3回実施と比較的難易度の低い試験といえる。
ただし、FP技能士よりも一般的認知が高いのは国際資格であるAFPとされ、この取得には指定研修期間によるAFP認定研修の受講が必要となる。

4位:行政書士/業務独占資格(国家資格)
<業務概要>
会社設立、自動車登録、内容証明、相続・遺言、各種契約書などの書類作成及び役所への提出申請を代行する。これらの業務は行政書士の独占業務となり、作成可能な書類の種類は1万通を超えるとされる。
<転職有望度>
独立開業向けの資格ではあるが、例えば薬品や化粧品など、新製品の発売に役所への書類提出が必要な企業の場合、担当部署が申請書類を作成する場合もあるため、そうした企業への転職には有利に機能する。もちろん、行政書士として将来的に独立開業することも可能となる。
<難易度>
過去5年の合格率は6%強。また、合格レベルまでに必要な学習時間も500~800時間と難易度は高いものの、効率的に学習を進めることができれば、初学者でも1発合格も無理ではない。また、受験資格もなく誰もが受験可能のため敷居は低い。〝士業の登竜門〟的資格とされている。

5位:日商簿記検定2級/公的資格
<業務概要>
企業の経理部に所属し、経理・決算業務に携わる。また、企業に所属するのみならず、例えば投資家などは2級レベルの簿記知識を有することで、投資対象企業の経営状況を的確に把握でき、効果的な投資活動が可能となる。
<転職有望度>
業務独占資格ではないが、企業の経理を担当するには必須の資格。ゆえに3年以上の経験に日商簿記2級のスキルが加われば、名実共に転職を有利にする資格となることは必至。経理経験のスキルアップには必要不可欠。なお、上位資格の1級合格者には、国家資格である公認会計士の受験資格が与えられるため、1級資格を有した上で企業で経験を積み、公認会計士試験合格後 は独立して活躍するためのステップにもある。
<難易度>
受験資格はなく試験も年3回実施。また、合格率も例年40%程度と難易度は 低い。また、合格までの学習も150~300時間とされ、効率的に学習を進めることができれば1~3ヶ月程度で合格することも可能。

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